異変+気付き=変化


「俺はの事が好きだ」

ハッキリと目を見られ言われた言葉
ダレにでもない自分だた1人に言われた言葉

どういう意味があるの?
ソノ言葉のままとって良いのかなぁ?

チームメイトの前で言われた言葉は全身を駆け巡り
理解を促す思考が真っ白になり、何も考えられずに
立ちつくしていると肩に何かが乗る感覚を感じ
驚き振り返ると、ジャージ姿に帽子を被った西園寺の
姿が視界に入った。

ちゃん、今日はクラブがあるのでお休みします
 と、連絡を受けていたんだけど、何かあったの?」

「いえ、電話ではなく直接言おうと思い
 ココで監督を待っていたのですが・・・・・・・」

クラブと言う西園寺の言葉を聞き回りに集まっていた少年達は
輪の中心になっていた少女の服装を見てみると
着物に良く似ているが糸目は荒く腰上辺りにヒモで止められた胴着に
紺色袴を着ていた。

「うむ、クラブと言う事は剣道か長刀か弓道のどれかだな」

少女の目の前にいた不破が考え込む様に小さな声で呟き
観察をしているのか隈なく目に写していた。

「あ・・あの、不破・・・く・・ん?」

見つめられる様な視線に戸惑いを感じながら
火照る顔を片手で隠しながら不思議に思ったのか
声をかけるが考え込んでいる不破には届いていなかったのか
返事は返ってこなかったが背後に立っていた西園寺の笑い

「時間は良かったのかしら?」

「あぁぁぁああ!!!いえ、その、スイマンセ失礼します」

西園寺の言葉に思い付いた様に慌てて、その場を離れ
武道館があるのかその場に向って走りだした。

「今日、試合に出る選手選びの校内予選があるて、
言っていたのにあんな状態で大丈夫なのかしら・・・・・」

慌てて走り去る少女の後ろ姿を見ながら
西園寺の言葉が呟く言葉は告白をした当人と周りにいた
少年達は驚き近くにいた者同士、顔を見合わせると
一斉に少女が走って行った場所へと走り出した。


さん、大丈夫でしょうか・・・・」

「あんなコトがあった後だから平常心は難しいだろうねぇ」

「タッキー・・・・・」

床にほど近い窓から覗き、今まさに試合に出る為に準備をしてる
少女に姿をみながら
代表者の言葉を風祭が呟くと
横で見ていた杉原が返事を返した。

東京選抜全メンバーが足元の窓から見ているとは思わない
少女は竹刀を持ち試合に挑んだ。

初め!

言葉から竹刀のぶつかる音が響き
互いに面や胴の1本を打つ為に
ぶつかり、相手の隙見つける為動く

鍔をつけ互いに押し合う
離れるタイミングを見出し
相手から離れ
隙のあるトコロを見つけ竹刀で切る

防具と竹刀の当たる音と
気合に入った声が同時に聞こえ

一呼吸置かれ

「胴あり、一本!」

審判の声が聞こえると
対決者同志、剣を収め礼をし
隅に控えると面を取り汗を拭き取ると
ドコからとも無く視線をを感じ
探して見ると足元にある窓から顔見知りが
道場内を見ている姿に、手に持っていた面を落しかけたが
何とか平常心を保ち、形良く置くと
窓へと近寄り身体を丸め話かけた。

「あの、何をしてるんですか?」

袴の裾と素足しか見えない窓から
聞きなれた声が聞こえ姿を見せた。

「いや、さんの事が心配になって・・・・」

苦笑しながら答えを返す渋沢に

「大事な試合があるというのに不破の言葉で
 集中出来ないんじゃないかと思ってね。
 ま、だからソンな事はないと思ったんだけどさ」

強気な言葉と態度で少女の言葉に返事を返すと

「えっと・・・ご心配お掛けしました。私は大丈夫です!」

試合をしていた時に見られていた気迫は無く
メンバーからの優しさを感じ嬉しくなったのか微笑
握り拳を作り見せると
少女を心配し姿を見にメンバーは安心したのか
微笑み折角なのでと言う事で最後まで見て行くと
言葉に

「でしたら、中に入りませんか?」

「いや、邪魔になるからココでいいよ」

「そうですか?」

困った様に言葉を残して道具が置いてある場所に
戻り、再び試合が来るのを待っていた。

数回試合をし何回か勝ち上がり
顧問から名前を読み上げられ
無事、試合に出れる事になりホッと安心し
メンバーがいる窓に視線を移すと自分の事に様に
喜んでくれいる姿を見ていると部長の声がかかり
終わりの挨拶を済ませると誰よりも早く外に出
メンバーの所に駆け寄ると
口々から祝いの言葉を貰い、手を取り合って一緒に喜んでいると
背中に視線を感じ、振り向くと不破がじっと少女の姿を見ていた。

「不っちゃん。あのね・・・・・」

手を離し自分を真っ直ぐ見ている不破の目の前に立り
声をかけ目の前に立つと
右手を握られるとさっきまで目の前で立っていた不破が
肩膝を付き少女の薬指に唇を付け軽くキスをすると
下から見上げられ

「俺はの事が好きだ。コレは事実で
 なんの疑問を感じる事は無い」

不破の行動に驚き再び思考が止まっていると
凛とした声が言葉を告げると
次第に頭の中がスッキリし止まっていた思考が動き
先ほど抱いた疑問と不安が跡形も無く消えた。

今、なら自分の答えが言葉として出る

「不っちゃん、私ね・・・・・・・・」




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                   後編がようやく完成いたしました。
                   長い事お待たせしてしまって申し訳ありません。

                   前編では触れれなかったトコロが書けたのでは
                   と、思っています。

                   いかがでしょうか?朱雀様

                   剣道の事も少しだけ触れさせて頂きました。
                   間違いがありましたら遠慮なくお知らせ下さい。

                   さて、最後の答えなのですが
                   それは皆様の言葉でお決め下さい。
                   不破君でしたらどんな言葉でも大丈夫でしょうし!
                   色々な行動は前編で本を読んだ時覚えたんでしょうねぇ・・
                   でも、どこでそんな本を見付けたのでしょうか?
                   家の本棚?